海外旅行で食べ物を他国に持ち込みたい場合、国や地域ごとに規制が違うので確認が必要です。
持ち込み可能な食品と、持ち込みが禁止されている食品を把握しておくことが重要ですが、海外旅行での食べ物の持ち込みについて、一般的なルールと注意点を下記します。
一般的な持ち込み制限
各国には衛生や環境保護の観点から、持ち込みが禁止または制限される食品があります。主に以下のような食品が規制対象になっています。
持ち込みが禁止されることが多い食品
- 生鮮食品
- 肉類(牛肉、豚肉、鶏肉など)
- 魚介類(鮮魚、貝類など)
- 生卵や乳製品(生チーズなど)
- 新鮮な果物や野菜
- 加工食品の一部
- 手作りの食品や開封済みの加工食品
- 缶詰以外の肉類を含む加工品(ジャーキー、ソーセージなど)
条件付きで持ち込み可能な食品
- 真空パックされている食品(国によっては申告が必要)
- お菓子類(チョコレートや飴など)
- 乾燥食品(インスタントラーメン、ドライフルーツなど)
- 市販の調味料(未開封のもの)
国ごとの具体的な規制例
アメリカ(USA)
- 禁止: 生の果物、野菜、肉類、卵、乳製品
- 持ち込み可能: 未開封のインスタント食品、真空パックのコーヒーやスナック類
- 必ず税関申告書に記載が必要。
オーストラリア・ニュージーランド
- 禁止: 種子、ナッツ、蜂蜜、肉類、乳製品
- 持ち込み可能: 市販のチョコレート、真空パックされた食品
- 入国時に厳しい検査が行われます。
ヨーロッパ(EU加盟国)
市販の未開封食品(スナック、菓子類)は許可される場合が多い。
東南アジア
食品持ち込みには申告が必要。
持ち込みの際の注意点
未申告での持ち込みは禁止
規制対象の食品を申告せずに持ち込むと罰金や没収の対象になることがあります。
食品は必ず未開封にする
持ち込み可能な食品でも開封済みのものは没収されることが多いです。
包装やラベルを確認
成分が記載された商品はトラブルを避けやすい。
機内での食べ物の持ち込み
- 機内持ち込みは可能な場合が多いですが入国時には規制が適用されます。
- 飛行機内で提供される食品を持ち出すのは避けましょう(入国時に問題になることがあります)。
海外に持っていきたいおすすめの食べ物
- インスタントラーメン(カップではなく袋タイプがおすすめ)
- 練りわさびなど日本独特の調味料
- フリーズドライのお味噌汁(外国の濃い味に嫌気がさした時の癒しに)
- スナック菓子(ポテトチップス、ビスケットなど)
- 粉末飲料(コーヒー、紅茶など)
- 真空パックのお惣菜(カレーやシチュー)
- 真空パックご飯(カレーをかけると日本食)
食品持ち込みの際のポイント
事前に調べる
渡航先の公式サイトや大使館のページで最新情報を確認しましょう。
税関申告書に記入
食品を持ち込む場合は、必ず税関申告書に記載すること。
食品検査を想定する
持ち込みの際には食品をすぐ取り出せるようにしておきましょう。
まとめ
海外旅行で食品を持ち込む際は渡航先の規制をしっかり確認し、ルールを守ることが大切です。
トラブルを避けるためにも持ち込み食品は最小限にとどめておくのが無難。
Mystic Ridge 楽天市場店
ポチップ