アルツハイマー病の主な原因は「アミロイドβ」というタンパク質が脳に溜まり、それが神経細胞を破壊してしまうことで起こるそうです。
少し前にエーザイとアメリカのバイオジェンが共同で開発した薬を、日本が初めてアルツハイマー病の原因物質に効果があると薬として認めました。
これまで進行を遅らせる薬はいくつかありましたが原因物質を排除できるものはなく、アルツハイマ―の完治に期待がよせられています。
認知症とアルツハイマー病は同一視されがちですが、実は認知症は病名ではなく忘れやすくなったり人や物が認識できなくなり実生活に支障を及ぼす「状態」をあらわしています。
そして認知症になる要因の1つがアルツハイマー病です。認知症患者の7割ほどがアルツハイマー病患者なので同一視されるのも無理はないですよね。
残りの3割ほどが、「血管性認知症」という脳に血液がいかなくなり栄養と酸素が不足することで発症する病気が原因だそうです。
「肥満はアルツハイマー病の大敵」と言われるのは、肥満だと脳卒中になりやすく「血管性認知症」にかかってしまいやすくなるうえ、糖尿病になるとアルツハイマーの主原因のアミロイドβを分解したり抑制したりしてくれる「インスリン」というホルモンが分泌されにくくなるところにあります。
こう聞くと肥満は本当に体に悪いのだなと、諦めていたダイエットや筋トレのモチベーションを少し再燃させてくれました。
この記事を読んでみなさんのモチベーションにも火がつき、脂肪にまで火がうつれば幸いです。